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White Light Black Rain [癒し]

8月6日(月)  広島原爆投下62周年の日に・・・

橋の次は、ユタ州の炭鉱が崩壊した・・・6人が炭鉱の中に閉じ込められて行方不明・・・。

アメリカに住んでいるせいか、今日のこの日は感慨に耽る。アメリカに住む日本人として、これは周りに伝えていかなければ、と思う。 私の英語のブログの方は、それこそ徒然なるがまま、思いつくまま、適当な事を簡単に書いているだけなのですが、この記事に関しては、同じ内容で英語のブログの方もアップしたく考えています。

今から62年前の、1945年、8月6日、午前8時15分、広島に。その3日後の、8月9日、午前11時2分、長崎に、原爆が投下された。広島の原爆による死者は、本日迄で、25万3千人にのぼる。

それから62年後。日本は、焼け野原から、アメリカに継ぐGDP世界第2位の経済国となった。戦後直後の悲惨な状態に、歯を食いしばって頑張って来られた世代。戦後、日本の高度成長時代を支えて来られた団塊の世代。。どうして日本は、これだけ豊かになったのに、この世代が胸を張って、余生を楽しめる世の中になっていないのだろう。。。

2002年1月、ニューヨークのテロから4ヵ月後、私は2度目の渡米をした。アメリカのテロの傷跡は未だ深く、それまでに経験した事のない人種差別を受けた。特にフロリダは、テロリストが飛行訓練を受けた土地、炭そ菌騒ぎがあった土地なので、尚更だったのかもしれない。アメリカに着任した当初、住む所を決める為にまずは、チェックを切る為の銀行口座を開設する必要がある訳だが、定住所を持たない外国人と言う理由だけで、銀行口座も思う様に開設できなかった。会社からの身分証明のレターも効果がなかった。当時、テロリストへの資金流入を厳重に取り締まっていたからだ。空港へ行けば、セキュリティーチェックを通る度に、横に呼ばれて荷物検査、ボディーチェックを受け、登場口でも更に、横に呼ばれて荷物検査を受けた(私が怪しいだけ・笑?)。乗換えがある時は、乗り換えのあるエアポート全てでチェックされた。’ねえ、有色人種ばかりチェックしてるんじゃないの?’と空港の検査官に思わず聞いて、検査官をだまらせてしまった位である。街中では、わざと私に聞こえる様に、’パールハーバー以来のアメリカへの攻撃だ’と言う人もいれば、憎々しい顔をして、ジャップ、と呼びかける人もいた。私は、抵抗しなかったし、言われるがまま、扱われるがまま、受け入れた。誰かが攻撃の手を辞めないと、攻撃の連鎖は断ち切れない。防衛や復讐を名目に攻撃するのも同じ攻撃だ。私のこの姿勢は、原爆を落とされても、アメリカに復讐しようとはしなかった広島と長崎の方々の姿勢から学んだ。起こった事実を受け入れ、二度と戦争の無い、核兵器を持たない平和の世の中を、と毎年世界へメッセージを発信している広島と長崎。。私はこの2都市は未踏の地。。足を運びたい、できれば、この平和式典の時に。。

アメリカのイラク・アフガニスタンに費やしたお金は既に600ビリオンドルに達しようとしている、と先日CNNで見た。このまま泥沼が続くと、1トリリオンドルになるとも。。トリリオン、なんて日頃滅多に見ない金額だから、円に換算できないけど。そんな莫大なお金を費やして、得るものは一体なんだ?もっと他にお金を使う必要のある大切な事があるんじゃないのか? 第2のミネアポリスの橋の崩壊事故は見たくないだろう? ブッシュさん。もう、意地を張るのは辞めて欲しい。

An Eye for Eye will make us all blind -Mohandas Gandhi

 目には目を は、私達全員を盲目にする -ガンジー

アメリカでは、HBOで、原爆のドキュメンタリーの番組をやるそうです。題名は、White Light, Black Rain アメリカの日系3世、スティーブン・オカザキ監督が、500人以上の被爆者を取材して作ったそうです。番組は、広島、長崎の被爆者14人と、原爆を投下した米軍機の乗員ら4人の証言に、記録映像を混ぜながら被爆当時の姿を描いているとの事。明日からDVD発売、HBOの番組は9月まで繰り返し放映される様です。私は今日見られなかったのですが、西海岸の時間で、明日の夜10時からHBOで放映される様ですので、明日は早く帰って、是非見ようと思います。

http://www.hbo.com/docs/programs/whitelightblackrain/

この↑のブログサイトは、見るだけで胸が締め付けられます。原爆により、21万人の方が、蒸気となったーVapotaized-と言う表現が使われています・・・。このオカザキ監督は、中国系、韓国系アメリカ人の票集めの為、日本の慰安婦問題を議会に提出した、どっかの日系人議員とはえらい違いだ。

平和の祈り、平和の光。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

おまけ* ガンジーを尊敬し、今はかなりヨガに助けられている私ですが、インド人の上司相手に四苦八苦し、ヒンズー教やカースト制を学んでも尚思考がわかならいインド人相手に悩んでいる私に、すんごく面白いから、と日本の友達が、この本を貸してくれました。

インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも

インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも

  • 作者: さくら 剛
  • 出版社/メーカー: アルファポリス
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本

題名見ただけで、結構す~っとすっきりしたんですが(笑)。 読んで見て、何が面白いのかわかりませんでした。特に、著者は文章の後に(号泣)と言うのを多用しているのですが、その心境がわからない。私はインドは未踏の土地なので、この本に書かれている事に対して、同意もできないし、否定もできないので、意見を申し上げるのはフェアーではないと思いますが、ただ印象としてあえて申し上げるなら、南アフリカ、サウジアラビア、インド、パキスタン、ロシア、中国等々、色々聞いている海外駐在員の方々の奮闘ぶりと比べると、彼の書かれている内容は、観光客としての表面的なものなのだろうな、と言う所と。私は中南米の経験しかありませんが、例えば、現地人と一緒の時以外は、流しのタクシーには死んでも乗ってはいけない、と言う掟があるのですが、それを破れば当然の対価がある訳で、この著者の様に知らない人について行ったりすれば、この様な経験をするのはやむを得ないのだろうなあ、と思った位か。。あっ、こうやってマジに読んではいけない本なのかもしれませんね~。失礼しました。


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Strength [癒し]

7月26日(木)  

例によって、タイトルと全然関係ない話題から行きますが(笑)

なんでこんなに、湘南、特に江ノ島、鎌倉、葉山、三崎、が懐かしいのかな~と考えると・・。サンディエゴにいるからだ、と気づく。何故なら、ここは日本で慣れ親しんだ太平洋に面しているから。ペルーのリマで太平洋を見た時にも、南半球なのに全く同じ郷愁を感じたのだ。海は表情やその色で、直ぐ太平洋か大西洋か、カリブ海なのか、私はわかる。これに気づいたのは、私がアメリカの東海岸に住んで、大西洋やカリブ海を見ていた時。表情が太平洋と全然違う、と気づく。。。そう。私がここで見ている海は、紛れも無い、私が相模湾や東京湾で慣れ親しんだ太平洋。。だからこそ、葉山の森戸海岸から見た江ノ島の姿や、裕次郎灯台、時にはくっきり見える大島に富士山に伊豆半島が懐かしく思い出されるのだろう。。。因みに博多でヨットレースをした時、海が違うのがわかりました。海って本当に表情が違うのですよね。。。私はインド洋だけ行った事がないのですが。。多分、一生行かない(笑) そんな事を書いていたら、9年前にサンディエゴに住んでいた時に、ホームシックになって、この海の向こうは日本なのかな~なんて、ぼ~っと海を何時間も眺めていた事を思い出しました・・・今思えば笑える、その姿。

タイトルと関係ない寄り道話、その2(笑) 昨日ご紹介したお豆腐を賞味した図。

半分にしてカバーを取った図。

もうね、この豆腐の為に、日頃は使い切れないから万能ねぎで我慢してるのを、日本ねぎ買ったの♪ 鰹節も乗せれば良かったかな~。。。わくわくしながら、スプーンをそーっと口の中に運ぶ。

おいし~ 

凄い濃厚・・・。先日ご紹介したロスの権八で、手作りのお豆腐があったので、注文したんですけれど。それと同じ位、こい~お味。。これは病みつきになりますね。一体いくらだったんだろ?値段も見ず買う程、商品に魅力があったって事だ。パッケージ、名前、そして何と言っても、北海道の大豆と沖縄のにがりで京都の豆腐屋が作った豆腐。こんなに好奇心をそそられる商品はございません(笑)。そして、その期待は裏切られなかった・・。

今日も重ダルなので、軽めに行きますが、寄り道その3(苦笑)

私の好きなテレビチャンネルに、フードネットワークと言うのがありまして、一日中料理番組をやっているのですが。ここで日本の番組で随分前にフジTVでやっていた、料理の鉄人が放送されて、今ではアメリカ版アイアンシェフが定着しています(アイアンシェフの一人が森本さん)。私はこれがアメリカでの日本食ブームの火付け役だと思っているのですが。。このチャンネルで、今回で3度目になる、ネクストフードネットワークスターと言う番組をここ1ヶ月位やってまして。今アメリカで流行っている、アメリカンアイドルの、シェフ版とでも言ったら良いのか。。一般人が応募してオーディションがあり、最後まで勝ち残った人が、フードネットワークの一番組を担当してシェフとしてテレビでデビューできる、と言う番組。ファイナリストの二人までは番組内で選ばれて、最後の二人のうち、どちらが良いかを視聴者が投票して決めると言う仕組み。

最後に勝ち残って今度デビューするのは、サンディエゴ在住の2児の普通のママ・・・♪ サンディエゴ在住と聞いて最初から応援していたのだけれど、私が彼女を応援していたのは、それよりも彼女のキャラクター、パーソナリティーに好感を持っていたから。番組のセレクションコミッティー(所謂審判団とでも言ったら良いのか)が、繰り返し言っていたのは、カメラを通して視聴者を惹きつけるパーソナリティーが大事だ、と。 これは、日頃、ビジネスでも言える事なのだけど。。パーソナリティーって、ほんとに、自分のありのままの生の姿をさらけ出さないと、いくら着飾っても何しても、相手に伝わらないものなんだよね。。ましてやお客さんに。。。こればっかりは自分を磨き続けるしかない。。誤魔化せないから、厳しいと言えば、厳しいのだけど。。自然にしてるだけで良いなら、実は案外楽な事なのかもしれない。。 このフードネットワークスターの番組の模様は、 こちら のウエッブ。Winnerのエイミーの顔が見られます。

何が言いたいのか、と言うと、結局大事なのは、自分のありのまま、と言う事・・・。

機会ある毎に書いていますが、私は見えたり聞こえたりしないのですが、非常にエネルギー(とその発する匂い)には敏感で。自分の直感や本能のひらめきを非常に大事にします。それだけで、今迄生き延びてきたとも言えます(笑)。ただ、私のブログを読んでいらっしゃる方はおわかりになると思いますが、あまりにもたくさんの事を同時に感じすぎて、思考やエネルギーが100万方向位に飛び散ってしまい、フォーカスがぼけてしまいがちなのですね。こう言う時は打ち上げ花火の様になってしまい、打ち上げるばかりで、どれも物になりません。色々やるけど、どれも物になってない器用貧乏なのも、こんな自分ゆえではないか、と思います・・・

そう言う自分に気づいてからは、100万方向に飛び散らない様、色々フォーカスを定める努力を自分なりにしています。瞑想、ヨガ、霊気も有効だとわかりました。それと、朝、必ず、タロットカードを一枚引いて、その日の課題をチェックしています。 やっと今日の題名だな、はははっ(乾いた笑い)

今日引いたカードは・・・ Strength - 強さ。

このタロットカードは、5月のメモリアルデーウィークエンドでセドナに行った時に、お知り合いになった、ツアーガイドの霊気マスターから戴いた普通のタロットカードとはちょっと違う大変スペシャルなもの・・・(この話は別途ですね)

そのStrength-強さ、のカードには、こうありました。

Expressing yourself to the World, instead of impressing the World. Inner Freedom

ー世界を印象付けるのではなく、世界に向ってあなたを表現する事。内なる自由。それが強さ。。

Express(表現する)、と、Impress(印象付ける)の英語の言葉が、外側に押す(表現する)、内側に押す(印象付ける)の対照的だとは、今の今まで気づかなかった。面白いね。。印象付けようとすると、自分を抑え逆に自分を表現する事には、ならないんだね。。

 

 

 


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わが子に’あなたは私の宝物’と言えますか? [癒し]

6月4日(月)  キャロリン、バって何? そう言えば、今日は歯の日、だったね(笑)

癒しのサブタイトルは今年の1月末に書いて以来だから随分久しぶり・・。その前に。。

お引越屋さんの素晴らしい運ちゃんの名誉の為に・・。荷物を搭載した後の、その巨大トラックはどうしたか、と言うと。。私の家の近所は家がコの字型に並んでいて、その大型トラックは頭から突っ込んで私の家の前まで来たは良いけれど、切り替えして方向転換する十分なスペースが無かったんですね。で、荷物を搭載した後、その運ちゃんはどうしたか、と言うと、

そのままバックで下がって幹線道路まで行った

この技は素晴らしかったです。バックの時、一度も芝生を踏まなかったし、スプリンクラーも踏んづけなかった・・・。それから。。その巨大トラックに前を完全にふさがれてしまった私の家のお隣さんですが。。彼らは東欧に旅行に行って戻って来たばかりだったのですが、その日は夫婦共々病気になって寝込んでいて、1日も外出できない状態でした。。ので、トラックで1日家の前を塞がれても実被害が無かった(助かった・・・)。

 さて(全然前置きと違う内容なんだけれど)。以前、去年の3月頃ですが、ありのまま愛する、と題して、自分の思う事を書きました。

ブログは、こちら http://blog.so-net.ne.jp/globaltrotter/2006-03-06

前述のブログにも書かせて戴きましたが、私は、自分は愛される価値が無い、自分は存在する価値が無い、と言う感情が強かったのですね。もっと言ってしまうと、自分の存在は家族や周りに迷惑を掛けているのではないだろうか、私は産まれて来ない方が良かったのでは無いか、と言う大変痛い、悲しい感情ですよね。。

色々な方に助けられ、癒されて、今はどんな自分でも、ありのままの自分を受け入れられ、セルフーコンフィデンスや、セルフエスティームが育まれ、自分自身を大切にする事ができる様になりました。自分をありのまま受け入れられなければ、自分を大切にできなければ、ましてや他人をや。。なのですよね。

この世に、生まれて来なかった方が良い人なんて、一人もいません・・・。一人一人が、誰にも置き換える事のできない、かけがえの無い大切な存在。命は、儚い。儚いこそ、尊い・・・

それをもっともっと、私達の次の世代に伝えていかなければいけない・・でもその前に・・それを伝える為には私達自身が、かけがえのない大切な存在、と言う事を認識する事が先ですよね・・・。

ノースカロライナのキャリーに住んでいた時に、丁度今ぐらいの卒業シーズンになりますと、近所の家のあちらこちらの玄関先やフロントヤードに、こう言う看板が貼られます。*私は、○○学校を卒業する子供を誇らしく思う両親です* ○○学校は、大抵小学校から高校まで、ですね。こうやって、近所中に、自分の子供を誇らしく思う、と言う事を宣言できるアメリカの親って素敵だなあ、と思ったりしたものです。卒業式の日には、その看板の周りに風船なんか一杯飾ってあったりして。おめでとう~、アイラブユー♪なんて書いてあるんですよね。。余り褒めすぎて、一部アメリカ人の様に、自己満足系、自意識過剰系、自己中心的系、何でも私は凄い系(だから人の意見は聞かない系)、になってしまっても考え物で、恐らく飴と鞭とは良く言ったもので。。適度のバランスが必要なのでしょうが、こうして自分の子供を誇りに思う、と言える親と言うのは、やはり素晴らしいと、私は思います。

私自身の癒しの旅で、大変お世話になった、私の恩師兼、とても大切な友人が、最近本を出しました。彼女は、ずっと幼児教育(右脳教育)に力を注がれています。

幸せ子育て―ホットで、ホッとする わが子に「あなたは私の宝物」と言えますか

幸せ子育て―ホットで、ホッとする わが子に「あなたは私の宝物」と言えますか

  • 作者: 杉浦 類美子
  • 出版社/メーカー: ごま書房
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本

 あなたは私の宝物・・。アメリカの親の様に、こんな言葉を堂々と家の前に張れる事ができる親になりたいですね。。家に貼れないまでも、子供に言える親でありたいですよね。。私は子供がおりませんが(って結婚もしてないけど・笑)、この本を読んで勉強させて戴いて、他人に対する尊重の心、一人一人がかけがえない大切な存在、と言う考え方を世の中に伝えていく事に、何らかの形で貢献できたら、と思っています。

本当は読んでから、その感想を含めて本をご紹介したかったのですが、少しでも多くの方に読んで戴きたくて、自分が読む前にまずご紹介をさせて戴こうと思いました。

この本は、私の人生で、大変尊敬しているある故人が出資して設立された出版会社から出版されました。。これも何かのご縁なのかな。。その故人も、大変幼児教育に熱心な方で、幼稚園では遅く、ゼロ歳からの教育と言うのをしきりに唱えていた方で、何冊か本も読みました。

当分読めないかなあ、とあきらめていたのですが、何と。明日から出張で日本に行く友達がいましたので、日本で買って、アメリカまで持って来てくれる事になりました♪ やっほ~♪

ついでにずっと読みたかった白州正子の西行と、ブログでお世話になっているnaonaoさんもご紹介されている、マヤ暦の本(2012年12月21日の話)もお願いしました。友人が戻るのは6月末、早く帰って来い~♪

 今日は本の紹介だけなので簡単に終わると思ったけど、やっぱり長くなってしまうね・・いつもいつも読んで下さって有難うございます♪ 英語だと Thank you for your making time to read this...

Thank you for your taking time お時間を取ってくれて有難う、と言うのが一般的ですが。。私はこの、お時間を作って下さって(making time)の方が好きです♪  


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もう直ぐ5周年♪ [癒し]

1月25日(木) マジカルメーカーって早く使ってみたい・・・

明日から週末にかけてマイアミに遊びに行きます。来週末だったら丁度スーパーポールをやってる時だったのですが、今週末に行く意味があるのですね。。。

2001年の11月頭から、出張ベースで滞在はしておりましたが、2002年1月28日が、今回のアサイメントでアメリカ(その当時はマイアミ)に正式に着任になった日なので、1月28日は、今回のアメリカ生活丸5年を迎える、と言う記念すべき日なのです。よって、マイアミにいる友人達とお祝いを・・・と言う感じで、避寒に行きます。これで通算、何年になりますかね、アメリカ生活、7年半位かな。プラスブラジルにちょろちょろ滞在していたのを足すと、結構な月日になりますね。。

5年前、アメリカに着任した当初は、出向先の会社自体が何年持つかもわからない状態でしたし、できたばかりのジョイントベンチャーで社内システムが構築されていなかったゆえ、お給料が3ヶ月支払われなかったり、コンピューターがなかなかセットアップされなかったり、と、様々な混乱もありましたし、NYの911の傷跡も生々しく、外国人には色々な面で厳しく、特にフロリダは炭素菌騒ぎもあって街も混乱してましたので。今振り返れば、ラテン人に囲まれ、どたばたの喜劇の様ですが、その頃は毎日必死に綱渡りをしていた様な感じでした。 

赴任前のオリエンテーションに異文化の中で生活する時の注意点、を教えて下さるレクチャーがあるのですが。ここで必ず強調されるのは、3年目の試練。どんな異文化でも、接触してから3年目が最大の危機だと言うのです。ここを乗り越えられれば、後は何年でも大丈夫、と言う様な内容だったかな(確かではありませんが)。赴任者のローテーションも3年周期が多いのも納得しますし。ニューヨークでアメリカ移住を目指してる日本人の方に聞くと、4年目で日本に戻る方がとても多いと言います。3年目の試練でぼろぼろになり、そのリカバリーができず日本に戻って行く方達なのだろう、と思います。

私は何だかんだ、で、良くここまで生き延びたな、と、とても感慨深く、今週末は思い切り自分を褒めてあげようと思います♪と同時に、今迄ずっと私を支えてくれたマイアミの友達に感謝を伝えたい。。ここまで来られたのも彼女をはじめ、本当に色々な方に助けて戴いたお陰だと、今更ながら感謝の気持ちで一杯です。 ノースカロライナに異動して、今年の3月末で丸3年が過ぎるので、そう言う意味では、去年は3年目の試練だった訳ですね。なるほど。。。と今振り返れば自分が受けた試練も素直に納得できます。

マイアミから戻った来週月曜からは、この寒いのにカナダのトロントに出張・・ 夏だったらどんなに嬉しかった事か・・。マイアミの後にトロントとは体がびっくりしそう・・・嬉しい事に、日本にいてアジアを担当していた時の、香港で苦労を共にした香港人の同僚が今トロントにいて(確かブログでも以前書きましたが)、今回トロントに行くチャンスに久しぶりに再会する事になっています。最後に会ったのが2001年の夏頃ですから、約5年半ぶりの再会。何年過ぎようと、どこに住んでいようと、何人であろうと、こうして旧交を暖められると言うのは、ほんとに嬉しい事です。お金では買う事のできない、私の大切な財産です。

と言う訳で、当分ブログの更新ができないと思います。 多分、私のいない間にキャロリンが300投稿目を書いてくれるでしょう。。

今日は、マイアミに行く前に、前回のマイアミの旅の写真でも載せるか♪と思っていたのですが、私のブログをいつも読んで下さっている私の大親友の、仮にAさんとします、が、戴いたコメントのお返事として私が書いた内容について、質問をして来ました。ここで、その答えを紹介させて戴こうと思いました。恐らく、同じ様なご質問を持たれた方がいらっしゃるかもしれませんので。。今日書かないと後1週間位書けないかもしれないから、Aさんの為に書くよ♪

質問は。。。何故、何度転んでも、起き上がって、次に又転ぶかもしれないのに、私は、その1歩が踏み出せるのか、と言うご質問でした。

自分なりに考えてみたのですが、恐らく次の3つに集約できると思います。

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心を休めるーにんげんだもの [癒し]

1月14日(日)

いや~。今日はいわゆるスポーツバーと言う奴で、友達とプレイオフを見ていました。死闘と呼ぶにふさわしいゲームで最後まで全く目が話せない素晴らしいゲームでした。それにしても選手すごすぎ。野獣みたいです。これで来週は、NFCとAFC其々のチャンピオン決定戦、1週あけて、いよいよスーパーボールです♪

アメリカはまだ14日で、1日早いのですが、明日15日はマーチンルーサーキングJr の日で、殆どの会社はお休み。私の会社は通常通り営業・涙

アメリカでは、偉業を成し遂げた方の日が祝日として設定されていて(と言っても、後はワシントンとコロンブス位か)、こうして1年に一度、その方を偲び、その方が残したメッセージを振り返る良いチャンスだと思います。そうでもなければ、日々忙殺されて、いずれ風化されてしまうかもしれませんから・・・。

人は兄弟姉妹として共に生きていく術を学ばなければならない。さもなくば、私達は愚か者として滅びるだろう・・・ キング牧師の言葉です。

マーチールーサーキングJr の事と、私が思う事は、去年ブログに書きました。

こちら アイ ハブ ア ドリーム

アメリカに住むマイノリティーとして、人種間、地域間の心の垣根を低くできる様に、微力ながら貢献したい、そんな夢を語っています。

去年の1月は、念願のグリーンカード取得の目処が立ち前途洋々、夢一杯だった様です。アメリカに住むのは小さい頃からの私の夢でもありましたから。。。

しかし・・・。先日ブログにて書かせて戴いた通り、アメリカ移住を決断した途端、こんなはずではなかった・・と思う事が起こり、果たしてアメリカに移住すると言う自分の決断は正しかったのか、と迷う事が何度もありました。ここら辺の話は、本日の話題から外れてしまうので、又別途書かせて戴きます。

結局、暫くして気付いたんですね。私はアメリカの永住権を取得する、にフォーカスを置いていて、実際アメリカで何をしたいか、どうありたいかを考えていなかった様だ、と。。アメリカに移住したものの、何をやりたいか真っ白。

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