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アメリカカリフォルニア生活 ①スキー [亜米利加生活]

2021年 1月29日

2回書き始めたアメリカの2分割。今回は箸休めをして、カリフォルニアのスキーの事を書きます。

昨年の1月26日から2月2日まで、出張で東京に行って以来、1年が過ぎました。
それ以降、アメリカ国外に出ていません(涙)。

スキーには、マンモスに、昨年の3月の1週目に行ったきり、スキー場が閉鎖されてしまったので、
それ以降、どこにもスキーに行っていません。

12月の頭から、カリフォルニアは外出禁止令が出ていたので、折角の年末年始も、どこにも行かれず。殆ど家に籠りきりです。

何と言うか、人間の適応力の凄さを、日々感じています。この、家に籠りきりの状態が、
当たり前になっているからです。外出が億劫になって来ています。

自画自賛になりますが、自宅に設置したオフィスが、余りにも快適で、長時間労働をしても、
苦痛を感じなくなってしまいました。やばいのです。

外出は、せいぜい、スーパーに買い物に行くのと、外で運動をする時位。

2月中旬には、用事を済ませる為に、東京に戻ろうと思っていたのですが、
コロナの状況が芳しくないので取りやめにしました。到着して2週間の隔離に加えて、
出発前72時間以内の、PCR検査の陰性証明書が求められています。面倒臭いです。

コロナが最初にレポートされてから1年が過ぎて、これは何とかしないといけない、と思い、
一大決心して、マンモスマウンテンまで、スキーに行く事にしました。明後日出発します。

マンモスマウンテンは、カリフォルニア州にあり、ここサンディエゴから車で7時間位、
北東に上がって行った所のシエラネバダの一部にあります。
ヨセミテ国立公園の近く、デスバレー国立公園より更に北に1時間位。
緯度にするとサンノゼ辺りです。

カリフォルニアでは、12月頭から外出禁止令が出ていたので、
どこの宿泊施設も予約は受け付けていなかったのですが、
友達が、コンドミニアムをマンモスに持っていて、それを借りて行く事にしました。

通常は、1年間のリフトパスがあって、それを購入すると、カリフォルニアやユタ、
コロラド州の指定されたスキー場のリフトで使えます。5万円位から購入できます。
定期券みたいなもので、1年どこでも何回でも使えると言うメリットがあります。

が、この1年間のリフトパスは、シーズンが始まる前の夏頃に購入しないといけないので、
私は、今シーズンは購入しませんでした。なので、スキー場のリフト券売り場で、
リフト券を購入しないといけないのですが、これがね。物凄く高いんですね。
日本はどの位でしたか。すっかり忘れてしまいましたが。1週間で年間パスより高いです。

なので、行こうかどうしようか迷いましたが、行く事にしました。
そして、滞在中、1日働きます。リモートワークになったお陰で、どこにいても仕事ができるので、
こうして、休暇と仕事を混ぜる事ができる様になったのは、コロナ禍のポジティブな点かもしれませんね。

行くと決めてから、低気圧が2度経過して、サンディエゴには暴風豪雨の嵐が来ました、
2度目の低気圧は、それ程ひどくなかったのですが、雨をもたらしました。
ここでは雨ですが北では雪が降っていました。

なので来週のスキー場の雪は、物凄く良質で、とてもラッキーと思っていました。
カリフォルニアの山の雪は、通常湿っぽいのです。海が近いのもあるかもしれません。
気温がそこまで下がらないと言うか、新潟の雪を彷彿しますが、新潟程雪が降らないので、
たまにどかんと降って、高い山で雪が残っている、溶けては凍って的な雪が主なのです。

どうやら、マンモスまでの道中、殆ど雪道の様です。
私は、雪道を運転した事がありません。東京生まれは、車が無くても生きていけますし。
日本では、スキーはほとんどスキーバスか、電車、飛行機で行っていました。
車で行った時も、運転は免除されていました。今回は、皆で運転を交代するので、
私にも雪道運転が回ってくるかもしれません。大丈夫かなあ。
何か秘訣があったら教えて下さい。チェーンは履きます。

スキーウエア―はいまだに90年代後半に買った、赤いスキーウエア―を着ています(笑)。
アメリカ人のスキーウエア―もボーダーのウエアーも、とても地味なのです。
黒やグレーが凄く多い。。ので、ゲレンデで目立ちます。リフトのお兄さんにも直ぐ覚えられます。
アメリカではスキーもスノーボードも皆ヘルメットをしていますが、私はしません。
大嫌いなのです。ヘルメットが。。自転車に乗る時も、つけません。
危ないのでしょうが、死ぬ時は死ぬ。ヘルメットしていても、首はプロテクトできない。
と言う変な持論で、ヘルメットはしません。今まで何とかなっていますから、
これからも何とかなるでしょう(能天気)。

今回どうしても実行したいと思っているのは、マンモスまで行く途中に、第2次大戦中に、日系アメリカ人が収容された強制収容所の一つ、マンサナール強制収容所があります。日経アメリカ人は、農家もそうですが、ビジネスで成功している人達が多かったのですが、全財産を没収され、全米の何か所かに作られた強制収容所に入れられました。これは日系人のみで、イタリア人やドイツ人には行われていません。今では国定史跡に指定されて残されています。
マンモスにスキーに行く度にここの前を通っているのですが、たくさんのアメリカ人の友人と
一緒にスキーに行くので、いつも遠慮して言えませんでした。今回は勇気を持って言ってみようと思います。ちょっと寄って欲しい、と。。

と言う訳で、来週は、このブログをお休み致します。

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2分割のアメリカ - ② 赤か青か [2分割のアメリカ]

2021年1月23日

バイデン大統領が、1月20日、無事に就任式を終え、宣誓を終え、46代アメリカ大統領になりました。

アメリカの会社では、トップが変わると、そのダイレクトレポート達が一掃される、と言う事が良くありますが、その典型的な例が、違う政党の大統領が就任した時で、全ての役職の方々が新たに任命されます。

センシティブなせいか、初の女性副大統領、カマラ ハリス副大統領の事が、意外に余り話題にならないですね。初の女性、のみならず、初の、有色人種(ジャマイカンアフリカンとインディアのMix)の副大統領。人種差別の話は、またの機会に。

アメリカの2大政党制に関しては、私は反対意見を持っています。3億人以上もいて、更に、これだけの人種のるつぼのアメリカに、二つの政党の選択しかないのは不可能な事だと思っています。
共和党と民主党、共和党には、極右翼もいれば、リベラルに近い方もいる。民主党には、極左翼もいれば、コンサバ寄りの方もいる。同じ政党でも、同じ考えではない、違う政党でも、近い考え方もある、と言う事になります。

しかし、2者択一だから仕方ない。どちらかを選ばないといけない。
民主党は青、共和党は赤の色で表現されるのですが、選挙結果の発表となると、赤と青のどちらが
リードしているか、アメリカのそれぞれの州が地図上で、赤になったり青になったり、
まるでスポーツの試合を見ているかの様です。これがアメリカらしいと言えば、
アメリカらしいのかもしれません。今年の選挙程、熱心に見た事はありません。
いや、2008年のオバマ大統領の時も、かなり熱心に見ました。

2016年、トランプは、ヒラリークリントンに勝ち、大統領となりました。

その時の私の投稿は、こちらです。 トランプに関して。

トランプの姿を見る事も、声を聞く機会も無くなって、私は心から喜んでいます。
まるで、虐待関係からやっと抜け出せた様な、妙な感覚すら覚えます。

選挙に負けたとは言え、7千5百万人の人がトランプに投票した、私はその事がとてもショックでした。

今回わかったのは、誰が大統領候補だろうと、支持する政党を何があっても
絶対変えないアメリカ人がいると言う事。

今までは、どちらの政党の誰が大統領になろうとも、私にはさほど影響がないと思っていました。
が、やはり国のリーダーは非常に大事だと心底思い知らされました。

この赤対青。通常の大統領選挙では、それぞれの政党の、ポリシー等が焦点になり、
どちらのポリシーがより優っているか、が論点になるのですが、トランプは、
それを変えてしまいました。

一体、この赤対青が、どの様に変わってしまったのか。どうして修復できない程、
分割されてしまったのか、次回以降、書きたいと思います。

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2分割のアメリカ - ①intellectual [2分割のアメリカ]

1月6日、先週の水曜日に、ワシントンDCにある、The Capitol、日本の国会議事堂に相当する建物が、
襲撃され、警察官含む6人の方が亡くなりました。そのうちの一人はサンディエゴ在住で、元軍隊、小さい子供がいる女性でした。その襲撃に参加した人達は、主に、白人至上主義等の超右翼のトランプ支持者です。

私は、この襲撃の様子をライブで見ていましたが(家から仕事なので、テレビは音を消してずっとつけている)、歴史で学んだ、ヒットラーがChanellor(首相)に選ばれた後、ドイツの国会議事堂が放火された事を、”共産主義の仕業”とし、大統領令を発令して、一気に独裁政権を確立していった様が
思い出されました。末恐ろしい状況でした。これが、発展途上国ではなく、アメリカで起こっていると言う現実。

その日は、Capitolで、バイデンが勝利した選挙結果を正式に認める議会が開かれていました。

それを狙ったのは、誰がなんと言おうと、一目瞭然です。

その襲撃前に、ホワイトハウスの前で、集会が行われ、トランプ自らスピーチをし、

トランプは、未だ、不正選挙により自分が負けたと主張していて、それゆえ、Congressで行われているプロセスを、止めなければいけない、と言い、集会に参加している支持者にむかって、
”闘わなければいけない”、”力を見せてくれ”、”The Capitolへ向かってMarchしろ”と、訴えました。

その言葉が、襲撃を扇動したとして、今週トランプは、下院から2度目の、弾劾訴追されました。

また、襲撃があった後に、トランプがツイッターに載せたビデオ(襲撃者に対して、We love you等)と言い、襲撃した事を否認しなかった)が理由で、トランプのツイッターのアカウントが一時閉鎖され、
その後、グーグル、アップル、フェースブック等のサービスプロバイダーが、トランプのアカウントを一斉に閉鎖し、ツイッターは、永久的にトランプのアカウントを閉鎖しました。

また、トランプ支持者が好んで使っていた右翼のParlarと言うソーシャルメディアは、アマゾンのクラウドサーバーを使っていた様ですが、アマゾンから追い出され、アプリはアップルとグーグルの携帯やタブレットから追放されました。

理由は、国会議事堂の襲撃を扇動したトランプのこれらのソーシャルメディアでの発言が、
サービスの利用規定に違反している危険な言動であると判断されたからです。

この一連のトランプアカウント閉鎖を、トランプ支持者は、Censorship-検閲として非難しています。

アメリカの2分裂(トランプ支持者とそれ以外)を今後掘り下げて行く前に、まず申し上げたいのは、アメリカ人には、たくさんのIntellectの低い方達がいると言うのが私の意見です。
自分の経験からも知ってはいたのですが、トランプの大統領期間中の4年間で、これが、表面に、露出されたと思っています。

これは、私の持論ですが、COVID19によるPandemicがもたらした、”真実の姿を見せる”現象の一環と思います。

Intellectは、日本語だと、知力、理知、理解力、洞察力と言いましょうか。
感情に対しての、知力。要は、自分に入って来る情報を判断し、それがどう言う意味か、真実は何で、どれがその書いている人の意見で、その情報は自分にとって、また他人にとってどう影響するか、また自分はその情報に対して、どう思うか、と言った事を考え、結論づける能力です。

それが無いと、入ってくる情報をただ鵜呑みにして、信じ、オウムの様に、それを自分の意見の様に話し始めたり、ソーシャルメディアで誰かの記事をただ転送して、拡散する、と言う事が起こります。

その挙句の果てが、現在のアメリカの2分割だと思います。
そして、その原因は、トランプだと私は思っています。そして、
それ(分割)が、彼の目的であったと言う人はたくさんいます。

上で述べた通り、トランプの発言がサービス規定違反により、アカウントが閉鎖された、と言う事実と、検閲によりアカウントが閉鎖されたと言う事は、全く違うと思うのですが、
その意見を述べても、トランプ支持者は聞き耳持たず、議論の余地は全くありません。

私には、トランプ支持の友達がいます。政党では友達を選ばないので。
ただ、この分裂した状況で、共通点の少ない友達から、音信不通になって行きました。
私からコンタクトする事は、2度とありません。表面上は決別と言う形を取ってはいませんが、
心の中では、とっくに友情が終わっています。そう言うアメリカ人はたくさんいて、
家族や親せきの中で、決裂していると聞いています。

この襲撃の後、トランプ支持者が、私にダイレクトメッセージを弾丸のように送ってくるので
困っています。内容は、選挙の不正を証明していると言う情報ソースもわからないWebの情報と、
COVID19のワクチンを打つな、と言う内容のメール。
どちらもConspiracy Theory-陰謀論、に基づく内容です。
無視し続けていますが、いつ辞めてくれるのでしょうか。バイデン大統領就任式までは続くかな。

では次回迄御機嫌よう。。。

結局、さくっと書くとか言って、長いじゃないですか(苦笑)
今後はもっとコンパクトにしてい行く予定(どうでしょう?笑)
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初めに

2021年1月7日

謹賀新年。今年、皆様にとって、よりよい年になりますように。
そして1日も早くPandemicが終焉しますように。

最後に投稿したのが昨年の6月30日、半年が過ぎてしまいました。
昨年3月から始まったコロナ禍は、家にこもり、何もしていないのに、あっと言う間に過ぎて行った、不思議な年でした。新年開けても、ここカリフォルニア州は、巣ごもり命令が昨年12月から発令されており、昨年と全く変わらない状況になっています。

このブログ、2005年から書いているのに、何をいまさら、”初めに”なのか、と思われる方もいらっしゃると思います。

今年の新年の決意として、もっと発信しようと思いました。

いや発信はしていますね、Facebook等でも。しかも長文を(苦笑)。
発信はしてはいるのですが、色々な事をだらだら書いて、ポイントも散漫。
書きたい事がありすぎて、なかなか書けなかったり、書こうと思うと時間がかかるから、
書く事自体から遠ざかってしまったり、悪循環でした。

昨年は、COVID19の正しい情報の必要性から始まり、アメリカの大統領選挙で、
トランプ(呼び捨て・笑)が、ツイートで発信する内容が、真実ではなく、
英語で、Conspiracy Theoryと言いますが、日本語だと、陰謀論と言うのでしょうか。
アメリカは真二つに分裂しまったと言う状況で、真実を伝える事の大切さを実感致しましたし、
トランプの陰謀説を真実と信じて、日本語で発信している日本人もいます。

私にも、日本語で事実を伝えたり、自分の考えを表現する事ができるのではないか、と思い、
新年を機会に決断をした次第です。

目標は、1週間に1度、日本語と英語、同じ内容かどうかは、気分次第。
恐らく、言いたい事が日本語で日本人向けと、英語で英語が読める方々向けで、
違うのではないかと思います。(英語のブログを立ち上げないと)。
投稿の頻度を上げる分、テーマを決めて、文章を短くしようと考えています。
とは言っても、下書きもせず、編集もせず、書きなぐるのは同じなので、どうなる事やら。

そして、どこまで続けられるか、また有限無実行で終わるのではないか、と自分を信用していない所がありますが、必ず1週間に1度と固い事は言わず、できる範囲でゆるく続けられたら良いなと思っています。

そんな訳で、次回から、テーマがタイトルになり、1度の投稿で全部書けない場合は、何度かに分けて、投稿します。 

どうぞ今年も宜しくお願い致します。
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