アメリカの銃規制 [2分割のアメリカ]
2021年3月26日
今回は、コロナに関して日本とアメリカの比較を書こうと思っていたのですが。
アメリカ人のトランプサポーターと、アメリカの銃規制に関しての意見の不一致があり、
その事を書こうと思います。
トランプのサポーターとは、永遠に意見が平行線をたどる、と言う事は
以前書いた通りです。
私は共通の趣味(セーリング)の友達が、トランプの支持者が多い関係で、
その方達を自分の人生から、セーリングを辞めない限り、葬り去る事ができないので、
残念ながら、こういう意見の不一致と言う、気分の悪い状況に陥ります。
セーリングの世界は、依然として白人の社会なので、トランプの支持者が多いのは
仕方がない事なのだとは思います。
前回、アトランタの、アジア人アメリカ人女性が経営しているネイルサロン3件に、
白人の男性が射撃して8人を射殺した事を書きました。
今週、スキーリゾートで有名な、コロラド州ボーダーで、スーパーマーケットで、
銃を持った21歳の中近東系の男性が銃を乱射し、警察官を含め10人を射殺した、と言う
痛まし事件がありました。
Copy catと言いますか、銃による事件が起きると、それに連鎖した様に、銃による射撃事件が起きます。(ので、私は先週末ネイルサロンに行きませんでした。)
アメリカでは、この様に、銃による射撃事件と言うのは、毎年当たり前の様に起こっていて。
それが教会だったり、映画館だったり、学校だったり、会社だったり。今年はネイルサロンに、
スーパーマーケット。普通に生活して、普通に訪れる場所で、ある日突然命を絶たれる。
これが毎年、毎年、毎年、毎年、続いているのです。
オバマ大統領の時に、小学校の射撃事件が起きて、幼い子供達の多くの命が奪われました。
銃規制の法令を発令しようとしましたが、議会(共和党の議員)に阻まれて実現しませんでした。
今回の襲撃事件を受けて、バイデン大統領は、銃規制を発令できる様に議会に働きかけています。
が、この連邦政府の動き自体が、トランプの支持者にとっては、受け入れられない様です。
色々な情報を使って、私には理解できない色々な事を言っていますが、突き詰めると、
私が理解しているのは、アメリカ政府が、銃を自由に持たせない様な規制をする事が、
許せないらしいのです。これは、マスクをつける事を政府が義務づける事に抵抗していた姿勢と
同じに見えます(これは後で追々)。
私は、これらのトランプの支持者に、これを使って私の意見を述べました。
こちらは、ニューヨークタイムズに掲載されたグラフです。
縦軸は、100万人の住人に対して、銃で亡くなった方の数を表しています。
横軸は、100人の住人に対して、銃を保有している率です。
アメリカだけが、突出しています。銃の保有者も、銃で亡くなる方の人数も。
このグラフだけでも、銃を保有している人が多いと、それだけ銃で亡くなる人も多いと言う事が
言えると思います。
因みに日本は、ゼロです。。銃を保有する人も、銃で亡くなる人も。
先進国の中で、唯一、だと思います。これは世界に誇れる日本の安全性だと思います。
日本の安全、世界に誇るべし。
このグラフを使って、トランプ支持者の友達に、
私達の日常生活で、スーパーや、ネイルサロンや、学校や、教会や、会社や、映画館や。。
ごく普通の日常生活で当たり前に行く場所に行く時に、
これがもしかしたら最後かもしれない、と思うのは、アメリカだけだ、と。
それが如何に狂った状況なのか、わからないのですか? と訴えてみました。
トランプ支持者に何を言っても理解できないから、無駄な努力はするな、
と言う私の友達は多いのですが。私は、それでも、時々こうして挑戦してしまいます(苦笑)。
結果。。玉砕。。。チーン。
同じテーブルに座っていないので、議論にもなりません。
政府が、何も規制するべきではない、と思っている方には、何を言っても無駄でした。
言って気分が悪くなるだけなので、辞めれば良いのですけれどね。。馬鹿な私です。
今回は、コロナに関して日本とアメリカの比較を書こうと思っていたのですが。
アメリカ人のトランプサポーターと、アメリカの銃規制に関しての意見の不一致があり、
その事を書こうと思います。
トランプのサポーターとは、永遠に意見が平行線をたどる、と言う事は
以前書いた通りです。
私は共通の趣味(セーリング)の友達が、トランプの支持者が多い関係で、
その方達を自分の人生から、セーリングを辞めない限り、葬り去る事ができないので、
残念ながら、こういう意見の不一致と言う、気分の悪い状況に陥ります。
セーリングの世界は、依然として白人の社会なので、トランプの支持者が多いのは
仕方がない事なのだとは思います。
前回、アトランタの、アジア人アメリカ人女性が経営しているネイルサロン3件に、
白人の男性が射撃して8人を射殺した事を書きました。
今週、スキーリゾートで有名な、コロラド州ボーダーで、スーパーマーケットで、
銃を持った21歳の中近東系の男性が銃を乱射し、警察官を含め10人を射殺した、と言う
痛まし事件がありました。
Copy catと言いますか、銃による事件が起きると、それに連鎖した様に、銃による射撃事件が起きます。(ので、私は先週末ネイルサロンに行きませんでした。)
アメリカでは、この様に、銃による射撃事件と言うのは、毎年当たり前の様に起こっていて。
それが教会だったり、映画館だったり、学校だったり、会社だったり。今年はネイルサロンに、
スーパーマーケット。普通に生活して、普通に訪れる場所で、ある日突然命を絶たれる。
これが毎年、毎年、毎年、毎年、続いているのです。
オバマ大統領の時に、小学校の射撃事件が起きて、幼い子供達の多くの命が奪われました。
銃規制の法令を発令しようとしましたが、議会(共和党の議員)に阻まれて実現しませんでした。
今回の襲撃事件を受けて、バイデン大統領は、銃規制を発令できる様に議会に働きかけています。
が、この連邦政府の動き自体が、トランプの支持者にとっては、受け入れられない様です。
色々な情報を使って、私には理解できない色々な事を言っていますが、突き詰めると、
私が理解しているのは、アメリカ政府が、銃を自由に持たせない様な規制をする事が、
許せないらしいのです。これは、マスクをつける事を政府が義務づける事に抵抗していた姿勢と
同じに見えます(これは後で追々)。
私は、これらのトランプの支持者に、これを使って私の意見を述べました。
こちらは、ニューヨークタイムズに掲載されたグラフです。
縦軸は、100万人の住人に対して、銃で亡くなった方の数を表しています。
横軸は、100人の住人に対して、銃を保有している率です。
アメリカだけが、突出しています。銃の保有者も、銃で亡くなる方の人数も。
このグラフだけでも、銃を保有している人が多いと、それだけ銃で亡くなる人も多いと言う事が
言えると思います。
因みに日本は、ゼロです。。銃を保有する人も、銃で亡くなる人も。
先進国の中で、唯一、だと思います。これは世界に誇れる日本の安全性だと思います。
日本の安全、世界に誇るべし。
このグラフを使って、トランプ支持者の友達に、
私達の日常生活で、スーパーや、ネイルサロンや、学校や、教会や、会社や、映画館や。。
ごく普通の日常生活で当たり前に行く場所に行く時に、
これがもしかしたら最後かもしれない、と思うのは、アメリカだけだ、と。
それが如何に狂った状況なのか、わからないのですか? と訴えてみました。
トランプ支持者に何を言っても理解できないから、無駄な努力はするな、
と言う私の友達は多いのですが。私は、それでも、時々こうして挑戦してしまいます(苦笑)。
結果。。玉砕。。。チーン。
同じテーブルに座っていないので、議論にもなりません。
政府が、何も規制するべきではない、と思っている方には、何を言っても無駄でした。
言って気分が悪くなるだけなので、辞めれば良いのですけれどね。。馬鹿な私です。
むむ、横軸は100人当たりの銃の数なんですよね?
120を超えてるってことは、全米で平均すると一人一丁は持ってるということですか?
かなり衝撃的です。
US 駐在経験のある人から、日本のニュースでもアメリカの銃乱射のこととか報道されるけど、実際に持ってる人はそう多くなく、さらには普段から持ち歩く人もほとんどいないと聞いていたので、日本でたまにある無差別通り魔事件と実は変わらないものと思ってました。
けど、この数字を見るとそうではなさそうですね。
アメリカのテレビドラマが好きでけっこう観るのですが、いとも簡単に銃を出して人を射殺するシーンが多々あります。
そういうのを当たり前に電波で流しているのも、感覚的におかしなことをおかしいと思わない空気を作っているのかも。
by YAP (2021-03-27 17:31)
Yap san
いつもコメント有難うございます!
はい、銃保有率120%ですので、私の様に1丁も持たない人もいるでしょうから、
1人で2丁以上持つ人がいると言う事ですね。
アメリカ人は、私には理解できない部分の、個々人の権利、と言うものを
とても重んじていて、政府が何かを規制すると、そこに抵抗が起こります。
by Zunko (2021-04-05 09:19)