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硫黄島記念碑と全米日系米国人記念碑 [旅・亜米利加大陸]

3月30日(月) 

明日の晩から、金曜まで、トレードショーの為、ラスベガスに参ります。ラスベガスの記事は、今まで何度も書いておりますので、新たに書き加える事は余り無いとは思いますが、外付けハードドライブがクラッシュした事により喪失した写真があって、その記事は未だ書いておりませんので、今回、リカバリーできたらな、と。。今回は、ギャンブルやっても、あまり勝てそうもないので、ほどほどにしておきます(嘘ばっかり・笑)

昨日は、乗る予定だったワシントンDCからサンディエゴへの直行便が、使用する飛行機の遅延、とかで、キャンセルにはなっていないけど、出発見込みが立たず、と言う状態だった為、フライトを変更してロス経由にした為、帰宅したのが午前1時を回ってしまいました。結局、そのサンディエゴダイレクトフライトは、1時間遅れで出発した様で、結果論では予約していたフライトを待って素直に乗っていた方が、早く帰宅できたのですが、もしキャンセルされてしまって帰れなくなると、本日どうしても外せない大事な会議があった為、やむを得ない決断となりました。 今後は、東海岸に飛ぶ時も、日本と同様、ロスまで車で行って、ロスからの直行便にした方が、何かあった時に対応がしやすいと、思いました。サンディエゴは、やはり余り主要都市から直行便の無いアメリカの田舎なのですよね。。

さて。。アメリカで、咲き誇るニッポンの桜の美しい姿を載せて、このままセドナに突入する予定でおりましたが。

実は、桜の写真を載せる前に、今回のWBCの記事をきっかけに展開されたコメントの経験の後、載せようかどうしようか、迷っていたワシントンDCにある場所の写真があるのです。皮肉な事に、私がその場所を訪問している間に、私のブログ上で、野球の観戦の記事がきっかけで日韓論に発展している状態になっていた訳で。この二つの出来事が同時に起こったのは、偶然と言うよりも、起こるべきして起きたのかな、とも感じたのです。

結局、その写真は後日にして、旬の美しい桜の写真を載せる事に決めました。そうする事によってエネルギーの流れを変えたかった、と言うのが一番の希望でhした。ところが、どうやら、まだ同じエネルギーを感じておりますので、何だか、段々、この写真を載せる事を求められている様な気がして来ました。

桜の美の写真のコメント欄に、日韓の議論は展開して戴きたくはございませんので、こちらの写真を載せますから、この写真を見た後で、日韓に関して何か言いたい方がいらっしゃいましたら、ここのコメント欄に、どうぞ気の済むまで、お書き戴ければ、と思いますし、横やりやコメントへのお返事もご自由にお願いします。 

今はただ。。。

北朝鮮がミサイル発射を取りやめる事、もし発射しても、不発に終わって日本に命中しない事を、毎日、毎日祈っています。。

では、その桜の前に載せようと思った写真を、セドナを更に中断して、本日書かせて戴きます。

その写真とは、本日のブログの題名にしました、硫黄島記念碑、と、全米日系米国人記念碑、です。 ちょっと重い話題なので、お許しを。

まずは、硫黄島記念碑の方から行きます。今は、正式には 海兵隊戦争記念碑(Marine Corps War Memorial) と呼ばれる様ですが、高速の表示に”Iojima"とありましたので、恐らく、どこかの時点で、変えたのではないか、と思います。

iojima sign.jpg

言わずと知れず、クリントイーストウッド監督の、硫黄島からの手紙、とFlag of our Fathers の映画で取り上げられた、第2次対戦中の硫黄島で繰り広げられた、日米軍の死闘。

その映画に関して、当ブログで書いた記事は以下、です。

プレジデントデー

ちょっとアメリカローカルな話 と 硫黄島

この記念碑は、ワシントンDCから言うと、ポトマック川の西側にあるバージニア州側のアーリントン、そこにあるアーリントン国立墓地の北にひっそりと立っています。ひっそりと、と呼んだのは、人が余りいなくて閑散としているからであって、記念碑自体は、とても大きいので、ひっそりとはとても呼べません。

自分が想像していた以上に、とても大きな像で、余りの衝撃に動くこともできず、暫くその場に立ち尽くしていました。(高さ24メートルだそうです)。

まずは、その有名な、お写真を、どうぞ。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


iojima 4.jpg


太平洋戦争中の1945年2月19日、アメリカ軍の日本本土侵攻の為、その前に戦場となった硫黄島で、激戦の末、アメリカ軍が勝利を収め、硫黄島を占領した証に、兵士達がアメリカ国旗を立てた姿を、ジョーローゼンタールと言う方が写真に撮り、ピューリッツアー賞を取った、と言うものですが。後に、その写真を、彫刻家の、フェリックス デ ウエルダン、と言う方がブロンズ像にしたものが、これ、です。この星条旗は、24時間、1年中、掲げられています。

アーリントン墓地側から近づいて来ると、最初に見える姿はこちらです。

iojima.jpg

時計周りに、回ってみました。

iojima 2.jpg

iojima 3.jpg

少しアップです。

iojima 5.jpg

そして後ろ。

iojima 6.jpg

この後ろ姿の写真を見て戴くとわかると思うのですが、どうやらこの下の部分は、この像が立てられた後に、付け加えられたようで。。これによって、硫黄島の勝利の象徴と言うよりも、今までアメリカが戦って来た全ての戦争(1776年の独立戦争以来)で、犠牲になられた方への記念碑となった様で、この下の部分には、全ての大戦相手の名前が連ねられています。丁度、この後ろ姿の所を見ると、最新の戦争としてはソマリア(92-94)で止まっていて(アフガンとかイラクは?終わっていないから未だ書いていないのでしょう)、右の方を見ると、第2次大戦、パールハーバーと書かれています。

そして反対側

iojima 7.jpg

iojima 8.jpg

ここに、はっきりと、日本の地名が見えます。 1945 Iojima、Okinawa そして。 Korea 1950
結局、日本も韓国も(ここで言う韓国とは、ソ連側の北朝鮮の方だとは思いますが)、ここに名を連ねられた、全ての国々が、アメリカにとっては、”敗戦国”なのだと思います。アメリカは、ご存知の様に、南北戦争以外に、アメリカ本土が戦場になった事もありませんし(日本が攻撃しかけたハワイだけ、です)、未だに負け知らず、なのです。

iojima 9.jpg

一回だけこの像の周りを一周した後は、この写真の様に見える所で、たたずんで祈っていました。映画、硫黄島からの手紙のシーンが、浮かんで来ました。そして、広島の原爆記念碑の言葉が、頭に響きました。

iojima 10.jpg

過ちは2度と繰り返しませんから。

悔しくて涙も出ませんでした。 アメリカが保とうとしている(又は保とうとしていた)意識は、これなんでしょうね。日本は、アメリカにとっていつまで立っても敗戦国。 

この時に、初めて、オバマ大統領が、議会で行った初の演説で、アメリカは、ドイツや日本に、グリーンエネルギーの分野では負けている、とか。アメリカのビッグ3に対して、日本や韓国のカーメーカーに負けている、と滅茶苦茶非難したのも、今迄の大統領では、考えられない発言だったのだろうな、と気づきました。

この記念碑がある所は、アーリントン墓地と比べても閑散として、余り気持ちの良い場所ではありませんでした。ここまで来るのに、物凄い距離を歩いて、くたくたでしたが、そんな疲れも何もかも吹っ飛ぶ位の、衝撃的な像です。。


Marine Corp War Memorial



因みに、韓国が日本に勝った時に、マウンドに立てる、小さな小さな韓国の旗。あれでも、アメリカでは、物議を醸し出しておりました。ここは韓国でもなく、アメリカの球場なのに、韓国の旗を挙げるのは何事か、と。
アメリカに対して、思慮の欠ける行為として見られたのみならず、日本に対しての同情が大きかったです(サンディエゴで、軍隊の方が多く、日本の米軍基地で日本に生活されている方が多いから、かもしれませんので、これが全米の声とは限りませんが)。

その像の近くに、ひっそりと建つ、カリヨン(新宿の小田急にありましたね♪)と呼ばれる鐘の塔が立っています。オランダから、第2次大戦中に、助けてくれたアメリカへの感謝の気持ちを込めて贈られた、と説明にはありましたが。何だか、日本と長く交流のあったオランダが、あの鮮烈な硫黄島の記念碑を和らげる為の粋な心遣いから贈ったのかしら、と思ったのは、私だけでしょうか。鐘の音も何とも言えない、和みをこの場に轟かせていました。 この塔、昇れるそうなのですね。この塔に登ってみるワシントンDCの景色は絶景らしいのですが。。私は、硫黄島の像を見てから、そんな気分にはとてもなれなかったので、昇りませんでした。。いつか、昇りに行ってみたいものです。

holland bell.jpg

塔の入り口にある、ライオン?

holland bell 2.jpg

この塔の説明です。”友情の印”と描かれています。

holland bell 3.jpg

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もう一つの訪問場所は、先日、綺麗な桜の写真の一つとして載せました。

これが、その入り口だったのです。 全米日系米国人記念碑

sakura5.JPG

Japanese American memorial.jpg

オバマ大統領が宣誓をした、国会議事堂の近くに、とてもひっそりとたたずんでいます。

この記念碑は、第2次大戦中に、アメリカ産まれの米国人でありながら、敵国日本の一部とみなされ、財産全てを没収され、強制収容所に送られた日系アメリカ人の苦難と、差別に対する自由を訴えた碑、です。

日系アーティストが、有刺鉄線がからまった2羽の鶴の像を中心に、周囲の壁には、全米10箇所の強制収容所の名前とその収容人数が記載されています。そして、アメリカ人として、アメリカに忠誠を誓い、アメリカの為にヨーロッパで戦い戦死した、日系アメリカ人の名前が記載されています。最大の収容キャンプはカリフォルニアにあり、国立公園になっているので、いつか必ず訪問を実現したいと思っています。収容された日系人の総数は12万人になるそうです。

こちらがその有刺鉄線にからまった2羽の鶴の像。有刺鉄線がわかりにくいですね。。くちばしの所から出て、羽へと伸びているのです。。見えますか? 鶴と言えば、桜に続き、日本の象徴と言う感じがしますが、この姿が余りにも痛々しく、言葉を失いました。

Japanese American memorial 2.jpg

Japanese American memorial 3.jpg

Japanese American memorial 6.jpg

写真の背景にあるパネルに、土地名と数字が書かれているのが、わかりますでしょうか。Manzanar(マンサナール)は、私の家からも車で日帰りで行ける場所なので、ここに訪問しようと思っています。その左横のアリゾナのJerome、は、実はそこに強制収用書があった事も知らず、セドナに行った時に寄った事があるので、そこはセドナの記事でご紹介します。

この出来事を説明してあるパネルがありました。

ルーズベルト大統領が、日系アメリカ人の強制収容所連行を決めた事が書かれています。

Japanese American memorial 4.jpg

こちらは、アメリカの為に、参戦して、ヨーロッパで戦い活躍した日系アメリカ人の事が書かれています。

Japanese American memorial 5.jpg

そして。。こちらは、1988年、8月、終戦から40年以上経って、レーガン大統領が、初めてアメリカとして、過ちを認め、日系人に対して、謝罪と賠償がされました。その文章が、パネルの一枚に刻まれています。

iojima 11.jpg

レーガンの時、と言うと、ロン・ヤス、と呼び合った中曽根首相の時代でしょうかね。

私にとっては、この像の方が、心にずっしりと響きました。二度とこの様な悲劇が起こらないように、この像は、警告を発していると思います。

地図を載せようとしましたが、なんだか旨くいかないので、下記が住所とウエッブです。

National Japanese-American Memorial
New Jersey & Louisiana Aves at D St NW Washington DC

www.njamf.com

私のブログでも触れましたが、オバマ大統領は、退役軍人長官に、ハワイ出身の日系3世、エリックシンセキ氏を任命しましたが、それは、物凄い歴史的な出来事であったのは、この像からもおわかりになるのではないでしょうか。 未だに、不当に支援が行われていない退役軍人(例えばベトナム戦争の退役軍人とか)が多い中、
エリックシンセキ氏は、オバマ大統領から、帰国した兵士たちに、敬意を確実に示すことのできる人物として、この役に最適任者として判断された様ですし、この方は、真の変化をもたらす誠実さと精神力を兼ね備えた人、との評判が高いのです。

何故なら、2003年のイラク戦争開戦前に、簡単に勝てる、と言う議論を展開していたドナルド、ラムズフェルド国務長官(後に首になってますが)に、イラクを侵攻するには、数十万人規模の兵力が必要だと反対意見を述べた事を、ラムズフェルドが取り合わず、辞任をした、と言う背景があるそうです。

長くなりました。。。次回、必ず、 私の常宿、ベッドアンドブレックファスト、から再開します♪


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YAP

複雑な政治的背景もありますので、そこには触れずにおきます。
単純に、どこの国でも戦争のために尊い命が失われていたのですよね。
過去の過ちは過ちとして認め、平和な世の中になってほしいものです。

by YAP (2009-03-31 21:22) 

Prius60

前エントリーでは大変失礼しました。また、大変恐縮しております。
もう少しだけ語らせてください。

硫黄島に関しては、映画の原作の一部となった「栗林忠道 硫黄島からの手紙」を読んで涙したことを思い出します。
ご存知かもしれませんが、この本の内容は取材者が栗林中将のご遺族との会話と当時の手紙のやりとりを通して、戦争というものの壮絶さと悲哀そして本土に残した家族への愛をみごとに綴っています。
すべての日本人がそうだったかは知りませんが、厳しい規律の中、お国(天皇陛下)の為、まさに身を挺して戦ったことは疑う余地はありません。

しかしながら、かくも正々堂々とまた潔く(栗原中将にはいろいろ迷いもあったそうですが)散っていった私たちの父や祖父、各戦地で犠牲になられた方々に対して、今なお残虐非道の行いをしまくった犯罪者扱いしている人々がいます。国外だけでなく国内にも…ですが。

特に俗に言う「南京大虐殺」「従軍慰安婦」問題の中枢となっているのが中国、韓国であることは言うまでもありません。
今、中国、韓国に対して不満をぶつけている方々の中には、ここにその根源を持っていらっしゃる方も多くいられると思います。

戦争の当事国でありお互いに(?)最大の犠牲を払った日本とアメリカが、多少の問題を抱えているとはいえ、数多の怨恨を乗り越えこれほどまでに緊密な関係を築けたことは、もしかしたら奇跡的なことなのかもしれません。

ただ、私たち日本人は絶対に戦争をしないと誓ってから60年以上それを貫いてきました。日本人の気質であり美徳でもある、地道にこつこつと積み上げる精神はいつか東アジアでも実を結ぶと期待しています。
(別に私は9条を守る会でもなんでもありません(笑))
by Prius60 (2009-03-31 21:27) 

らん子

>管理人様へ

たくさんのお写真、たくさんの心のこもった文章、とても素晴らしくそして、お考えもとても良く分かりました。
管理人様は、日本人らしい、「素敵な日本人」です。
たぶんご不快になると思うので、もう書かないつもりでいましたが、ここで
このお話をアップされた事で、もう一度書いた方がいいのかもと思って
やって参りました。
Prius60様も管理人様もとても素晴らしい、日本人の本質を持った方です。
ただ・・・
そんなに崇高な日本の心を、差し伸べる手を、払い続けて侮蔑語を吐きつづける人達がいることを、中年も過ぎてから初めて目にし、驚き、悲しみ、たくさんの説明をしてきて・・・最後にはキレた。
平たい言い方でいえば、「ストーカーに粘着され、最後にぶち切れて、だったら闘うしかないわ!」ってなった、という感じ・・・。
私はそんな立場の人間です。特に拉致事件はその様な崇高な心だけでは解決いたしません。そして、こんな話はこちらのブログでする話ではないしと反省していましたが、やはり硫黄島の話も出たので書いてしまいました。
ブログ主様は、日本を出られて何年になるか分かりませんが、2002年以降の日本のマスコミのおぞましさは目に余るものがあります。今日本では、韓国なんて気にもしなかった人達が、何かに付け韓国の押し売りを受けている状態です。
管理人様が、アップして下さった野球WBCの臨場感溢れるお話とたくさんの写真が嬉しかった。ワシントンの桜・・・こんないいお話を聞けるのはこのようなブログだけ・・・日本のテレビはやってくれません。
とにかくひたすら、「韓国の方々はこんなに立派でー、在日の方々はー。そして日本人はもう本当に駄目でー」・・・
こんな話ばかりをテレビから聞かされ続けています。やりきれない思いをここでぶつけてしまいました。
そして私は、「信じられないほど陰湿な日本への悪意」と闘う方を選びました。だからもう書きません。
管理人様たちのような日本人にはそのままでいてほしいから。
(皮肉ではありません。本当にそう思いましたから。)
by らん子 (2009-03-31 22:58) 

Prius60

>らん子さん
あなたのお気持ちはよくわかります。
というのも、私の心の中はあなたと同じだからです。
ただ、その気持ちを表に出すのはTPOに応じてと思うのです。

たとえば2chでは、ありとあらゆる嘘や暴言、罵詈雑言が渦巻く中、僅かな真実をついばむようなところです。ホストもゲストもごちゃ混ぜになった世界では嫌韓の話題で盛り上がることもあるでしょう。

しかし、ブログはあくまでもホストとゲストがはっきりしていて、ホストの意向に逆らってまでレスポンスしてはいけないのでは?と思います。
よく言う”炎上”はその最悪な結果だと思います。

あえて言いますが、
「この人は考え違いをしている、私が教えてあげなければ!」と思うのは
おせっかいを通り越して、ブログ主の人格を批判することに等しいと思います。

差し出がましいことを言いましたが、Zunkoさんに提供していただいた場をおかりして、このところのネット上のおかしな風潮への批判も含めて。
by Prius60 (2009-04-01 00:05) 

duke

★Zunkoさん、こんにちは。硫黄島の映画は両方見ました。双方に辛い映画だったと記憶しています。ただ、その映画公開のあたりで、硫黄島の慰霊祭があって、生還した日本人とアメリカ人が親しく交流されているのをTVで見ました。少し救われましたが・・。
日系アメリカ人の戦時中の話も、TVドラマになっていたような・・全然関係ありませんが、インディジョーンズ・クリスタルスカルの、核実験シーンには大変にがっかりしました。原爆を落とした国がやることじゃないと思います。
アメリカは「私たちは世界一素晴らしいはず」という考えよりも、足元を見つめなくてはいけないと思うので、オバマ大統領の発言は全く正しく、国のリーダーが良くぞ言ってくれた、と思います。

韓国の旗、話題になってましたか。優勝したとしても皆の闘うグランドではしないことだなぁと思います。アメリカ、戦った日本だけじゃなく、全ての参加国に失礼かな、残念でしたね。柔道の道場に礼をして入るような、(野球選手もやってるのかな?)神聖な気持ちでいたいものです。
V2の次の日位に、新浦寿夫さんの記事が出ていて(日本のプロ野球で活躍して韓国に戻った人)、日本の野球を韓国に伝えて韓国野球を育てた、よくぞ強くなった、みたいな事が書いてありました。また、巨人→阪神にいた小林繁、韓国でコーチしてたみたいですね。そして今年2月にもコーチに行ってたみたい、WBC対策かな?韓国と日本の野球はとても交流があるし良い関係だと思うのに、こと「対決」になると、「国と国の」とニュースでも言われてましたが、過激に発展してしまって残念です。スポーツは毅然と、清らかに。応援する方もスポーツマンシップに敬意を持って臨みたいものです。すみません、蒸し返して。でも今後の気持ちとして、ね^^
お忙しそうですがラスベガスお気をつけて!
by duke (2009-04-01 01:17) 

Zunko

YAP さん へ こんにちは♪

ナイス&コメント 有難うございます。

憎しみ合い、いがみ合いの成れの果てが戦争なら、
その過ちを二度と起こさない様な、平和の世の中にする事に、
一人一人が貢献できる事があると私は信じています。

これ以上、貴重な命が失われないよう。。。

by Zunko (2009-04-01 18:33) 

Zunko

Prius60 さん へ こんにちは♪

コメント 有難うございます。

先日、アメリカで放映されている、テレビジャパンと言う日本語のチャンネル(主にNHKの番組ですが民放の番組も入っています)で、最後の戦犯、と言う実話を基にしたドラマをやっていました。戦争に関わられた方を、戦犯として、アメリカが裁判をしていた時の話です。泣けました。

>戦争の当事国でありお互いに(?)最大の犠牲を払った日本とアメリカが、多少の問題を抱えているとはいえ、数多の怨恨を乗り越えこれほどまでに緊密な関係を築けたことは、もしかしたら奇跡的なことなのかもしれません。

私もそう思います。そして、それは、日本の(アメリカに対する)許しの態度、絶対に戦争をしない、武器を持たない、と言う事を貫いている事、に支えられてここまで来た、と思います。

アメリカには、ブッシュ政権まで、その態度はありませんでした。目には目を。やられたら、やり返す。私はそれをこのブログでも批判していました。攻撃の連鎖や復讐の連鎖が止まらないのだと。オバマさんは、就任してすぐに、キューバのガンタナモ強制収用所を閉鎖する事を決めました。テロリストの残虐な行為を非難するなら、まずは自分からその行為を辞めようではないか、と言っていました。これが、リーダーの態度であり。私は戦後の日本にもその姿勢を見ています。弱すぎるとは思いますけれどね、日本政府の自己主張が。。
by Zunko (2009-04-01 18:46) 

Zunko

らん子 さん へ こんにちは。

コメント 有難うございます。

勇気を持って、ここにコメントを書かれた事と感じます。
そして、私の様に、まっすぐに一本お持ちの方なのかな、と共感しています。

私は、そんなに崇高な人間ではないです。もし私が、手を差し伸べても、払いのける人がいるのなら、そのまま相手の決断を受け入れる、と言う所が、多分らん子さんと私の違う部分ではないかな、と思います。私は自分で、手を差し伸べたいから差し伸べているのですが、それを受け入れるか、払いのけるかは、相手の決断であり、私の決断ではないのです。

私は相当、馬鹿なのでしょうね。理解力が遅くて。ここまでらん子さんに書いて戴いて、何となくわかって来たのは、①マスコミは、勝手な事を言って、真実をきちんと報道していない ②日本の政府は、国民に大して、全くメッセージを贈っていない(これはオバマ大統領と比較すると雲泥の差ですね)③その事で、ご不満に思っている方がたくさんいらっしゃる。

私は、場所は違いますが、アメリカで、アメリカの理不尽と日々、戦っています。そう言う意味ではらん子さんと戦友でしょうかね。その日々戦っている中で自分が出した結論が、日本の心は強い、と言う所です。

いつか、上の3点を変える為に、何か日本の為に貢献できたら、と思います。今は、アメリカVS日本に、フォーカスを置いていますので。。



by Zunko (2009-04-01 18:55) 

Zunko

duke さん へ こんにちは♪

ナイス&コメント 有難うございます。

Duke さんは、やわらかくてお強い方ですね。。これはこれは。
のみの様な心臓の私は、見習わなければ・・(笑)

私も確かブログで書いた様に記憶していますが、インディージョーンズその映画の冒頭には、失望しましたし。。硫黄島に、日米の元軍人が一緒に訪問した、と言うニュースをアメリカで見たりして、涙しました。

オバマ大統領は、ビジョンをはっきり持つ、ビジョナリーなので、あの方がアメリカのトップでいる以上、アメリカはどんどん変わって行くのではないか、と思います。そして、私はこの為に、過去8年間アメリカでやって来たのですからね。

そうです。。マウンドは神聖な場所ですから、それを侮辱している、と言う事なのだと思います。特に開催国のアメリカでは、過剰に反応している方がいらっしゃった様です。私はバスケットをやっていましたが、体育館に入る時出る時は礼をしていました。野球はどうなのでしょう?フットボールの選手は全くしていませんね。。

日本と韓国は地理的にも近く、国際的にも競争力のある会社がありますから、手を携えて一緒にやって行けば、アジアを引っ張る牽引力になると思うのですね。今G20が開催されていますが、世界の主要国が集まったら、やはり日本、韓国、がアジアの主要国として、欧米からは認識されている訳ですから。

スポーツの2国間の対決は、日本と韓国に限らず、熱くなるのはやむを得ない、と思うのですが。。。日頃の鬱憤を昇華させる為に、スポーツの戦いで燃えて、終わった後は、健闘を称え合う、それがスポーツの美しさと思っていたのですが、スポーツの戦いの経験が、2国間の政治や歴史に話につながってしまったのは、とても驚きました。アメリカではない経験です。。
by Zunko (2009-04-01 19:06) 

Zunko

xml_xsl さん へ こんにちは。

いつもナイス 有難うございます。
by Zunko (2009-04-01 19:09) 

TaekoLovesParis

Zunkoさん、前回の桜の記事は写真を「きれいね~」と眺めて、それだけで心温まり、何も書かなかったけれど、今、じっくりていねいに読んで、
WBC記事への反響に驚いています。コメント全部にZunkoさんが、誠実に対応なさったことに大きな拍手です。明日の仕事のために寝なければいけないのに、がんばってお答えになる、そんなやさしさとパワーのZunkoさんがアメリカでお仕事をしてくださることに私まで誇りを感じてしまいます。

硫黄島記念碑を見に行ったことがあるのですが、桜の季節はこんなにきれいなんですね。
by TaekoLovesParis (2009-04-02 18:16) 

Zunko

Taeko さん へ こんにちは♪

ナイス&コメント 有難うございます。

そう言って戴けると、ほんと、勇気が沸きます。
暖かいお言葉を有難うございます。

誠実さとオープンネスは、国境を越えて受け入れられる素質と思い、大切に心がけています。

硫黄島記念碑の周りは、なんとも言えない殺風景さでしたね。。一応公園になっているのでしょうけど、殆ど人もいなく。

桜の綺麗なのは、全米日系米国人記念碑、の方です。。
こちらは、国会議事堂の近くに、ひっそりとあります。

by Zunko (2009-04-02 23:41) 

naonao

有名な一枚のポートレートがこうした彫刻にもなっているなんて知りませんでした。Zunkoさんの四方八方からの写真でよりこの彫刻がよくわかります。またこの2羽の鶴の像、本当に痛々しいです。以前「ミリキタニの猫」で日系アメリカ人でもあり強制収容所にも入っていたミリキタニというおじいさんの映画を見ましたが、その映画をまた思い出しました。
by naonao (2009-04-04 11:39) 

lingnam

ひとつひとつ強いインパクトを感じる写真ばかりです。
色々と考えさせられます。
「A Great Wall」という86年のアメリカ映画を思い出しました。
30数年ぶりに中国に帰郷した華僑一家の物語で、
クライマックスが中国の青年と華僑の息子との卓球試合のシーン。
そのシーンで米国生まれ育ちの華僑の息子が負けるのですが、
監督、主演のPeter Wangが、当時のインタビューで
「アメリカではいつも勝つことばかり考えている。
あのシーンは負けてよかったのだ」と答えていたのが印象的でした。

by lingnam (2009-04-05 22:58) 

Zunko

naonao さん へ こんにちは♪

ナイス&コメント 有難うございます。

Naonao さんの様に、世界を旅された方でも、知らない位、余り知名度が無いのかもしれませんね、この硫黄島の像。。私は、もっと小さい物だと思っていたので、その大きさに絶句しました。多分、一番最後の写真で、人間との大きさの対比で、その大きさがわかるかもしれませんね。

それから、その鶴の像。。ほんとうに痛々しかったです。。サンディエゴで、日系アメリカ人の収容所の様子や、アメリカ兵として出兵したのに、評価されなかった辛さ、などが書かれた手記を読んだ事がありまして。。
国会議事堂の近くにひっそりと立つ鶴の像。。それを取り囲むようにたくさんの桜が咲いている姿。。言葉になりません。ワシントンに行かれる日本人の方には是非訪れて戴きたい場所です。

確か。。その映画、Naonaoさんのブログでご紹介してませんでしたか?
私も、その映画、是非みたいと思います。。DVDになってるかな?
by Zunko (2009-04-06 15:45) 

Zunko

lingnam さん へ こんにちは♪

ナイス&コメント 有難うございます。

A Great Wall ですか? 是非、見たいですね。。

>「アメリカではいつも勝つことばかり考えている。
あのシーンは負けてよかったのだ」と答えていたのが印象的でした。

なかなか、簡単なコメントの様で、実は深いコメントですね。。

この、アメリカではいつも勝つことばかり考えている。。物凄くわかりますね。。勝つという意味は、正しさを証明する、と言う事もあるし。自分の権利を主張する、と言う事もあるし。。そういう色々な意味での”勝つ”は勝つ為には、手段を選ばない、と言う卑怯で熾烈な競争へと人々を導く。。

勝つと言うのは、己に勝つ事、だと私は思うのですけれどね。。アメリカもオバマ大統領になって、段々変わりそうな雰囲気がありますね。
by Zunko (2009-04-06 15:51) 

Zunko

Seiji さん へ こんにちは。

ナイス 有難うございます。
by Zunko (2009-04-06 15:55) 

seiji

今更ながらですけど、TBしますね。
よろしくお願いします。

by seiji (2009-07-28 13:34) 

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