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あわただしくサンディエゴー時間は幻想 [雑談]

4月24日(月)

ロンドンの記事は反響がでかい。ニューヨークもでかいと思ったけど、ロンドンの方が凄い。日本人にとって心理的にはイギリスは(アメリカより)近い国なのではないかな、と思ったりする。こんなくだらないブログにご訪問戴き、又、コメント&ナイスを戴き有難うございます。。。もう少し時間に余裕ある時にお返事書かせて戴きます・・。

私も海外の文化に本格的に触れたのは、一番最初はディズニーのシンデレラだったけど、子供の時に習ったUKの民謡(アメリカのフォスターもやったけど)、その後、イギリスのロックに発展して行った訳で、そこから何を血迷ったかシェークスピアーやカンタベリー物語を始めイギリス文学なぞ学んでしまった。学校が英国国教会だったし。先生達も、こてこてのブリティッシュイングリッシュを話す人多かった。なのに、どうしてあたしゃアメリカに住む事に惹かれたんだろね・・。確かにアメリカは世界一住みやすい国だと私は思う。まあ、この辺は色々議論もあろうかと思うので別の機会に議論大会とかやったら面白いかも。

いつもの様に、ちょっと話はそれた。自分でも今混乱状態なんだ。つい一昨日、テームズ川の畔を徘徊してた記憶があるのだけど、今日の午後パシフィックオーシャン(太平洋)を見た。私は、今サンディエゴにいる、らしい。明日、明後日の会議の為、今日の午後ノースカロライナから飛んで来た、らしい。飛行機と言うのは大変な発明だった様で。昔だったら船で何百日もかかる距離を数十時間で移動できてしまう。なので、その分自分の移動した物理的距離が全く実感として沸かない。ヨットの帆走の速度から計る距離は体にしっくり来るのだけど、それとは全く別の次元に飛行機の世界はある。昨日までいた場所と、今いる所は時差8時間。

日曜、ロンドンを飛び立ったのは、ロンドン時間で午後1時。アメリカ東海岸に到着したのは同日午後4時。はてな?大西洋横断がたった3時間かいの?いや、時差が5時間だから、飛行時間8時間で5時間時計が戻るとこうなる。 

んで。今日、ノースカロライナを飛び立ったのは午後2時半、サンディエゴに到着したのは午後7時半。飛行時間5時間? いや。時差が3時間だから、乗り継ぎ時間入れて飛行時間は8時間。 と言う事は、アメリカの東海岸からヨーロッパに行くのと同じ国の西海岸に行くのとで時間が変わらない事になるけど?

そうなんだよね・・。これがアメリカの東海岸から見たヨーロッパと西海岸。物理的に同じ。でも心理的には、西海岸は海を隔てたヨーロッパより遠い。アメリカの東海岸に住んでると本当にそれが良くわかる。私は、西海岸の人の方が英語が訛ってる人(標準英語を話せない人)に寛大だから好きだけどね。しかし。日本は西海岸から更に10時間かよ?・・と考えるだけで余りにも遠くて卒倒しそうなので深く考えず今は脇に置いておこう。

サンディエゴに到着して仕事のメールの返事を出してると、日本からヨーロッパから返事が帰ってくる。へっ?何でこんな時間に? そう。ヨーロッパはもう朝の8,9時。日本は午後4時。でも私の住む東海岸は夜中の3時。とほほ。

こんな事言ってると、段々わからなくなるでしょ?一体今が何時なのか。そう私にもさっぱりわかりまへん。

確実にわかるのは、サンディエゴ時間で午前1時になろうしてると言う事。そろそろ就寝タイム。

とは言え。体は正直で。変な時間にお腹が空いたり、もよおしたりする。これを経験する度、体は案外馬鹿で、そう簡単に空間の移動に追いつかないらしいと言う事が良くわかるけど。意識の方は、今に集中する事で、どこに行ってもオーケー。

こう考えると時間ってほんと幻想なんだなあ、とか思ったりする。

最近、”今” にまつわるお勧めが多い。

先日、ロンドンの住む友人からこの本を薦められる。

The Power of Now

The Power of Now

  • 作者: Eckhart Tolle
  • 出版社/メーカー: Hodder & Stoughton Ltd
  • 発売日: 2001/02/01
  • メディア: ペーパーバック
 
そして。この本を薦められた日の晩、ロンドンのテレビでこの映画をやっていた。
いまを生きる

いまを生きる

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 1999/01/22
  • メディア: DVD

今が重要なら、どこに行っても”現地時間”が重要って訳ですね。そうすれば、時差も感じない。でもほんとそうなんだよ。時差の克服の最善の方法。飛行機の中で現地時間に時計を合わせてできるだけ現地時間の運用に体や意識を直す。。。お試しあれ。

 

 


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コメント 6

ヨット乗りのたか

お帰りなさいと思ったら、こんどは、サンディエゴですか。
時差ぼけって 英語でjet lagですよね。確かに船旅では時差ぼけにはなりませんね。 私の場合、日本から欧州に出張が多く大抵、帰国してから時差ぼけに1週間ほど苦しんでいました。欧州には、2週間~1ヶ月滞在のパターンがほとんどでしたが、気が張っているせいか、現地では時差ぼけになったことがないです。 そうそう、ヨットレース参加で1回サルジニア島にいったことがあります。
あの時は、帰国後も特に時差ぼけにならなかったと思います。人間ってゲンキンなものかも。 サンディエゴも行って見たいですね。もうかなりあったかいのでは?
【いまを生きる】私もロードショーでみました。超感激したとまではいきませんが、なかなかよかったと記憶してます。原題は確か、dead poet society でしたか、邦題考えるのに、苦労したと思います。
by ヨット乗りのたか (2006-04-25 23:23) 

lingnam

お帰りなさいませ・・・と思ったら今度は西海岸に飛ばれたんですね。
お疲れ様です。
欧州へはまだ行っていないのですが、ぜひ一度見たくなりました。
遠いようでひょっとしたらアメリカより近いのかもしれませんね。
by lingnam (2006-04-26 00:38) 

Zunko

ヨット乗りのたか さんへ
コメント&ご訪問有難うございます。そうですね。人間案外単純なものですね。ヨットレースでサルジニアですか、良いですね。私は自分が選手で行ったのはスペインのカルぺ(アリカンテ)だけですか、ヨット関係で、スエーデンのマーストランド、クロアチアのドブロブニクに行きました。ブログに書きたいと思いながらなかなか行き着きません・・。ヨーロッパは陸続きで色々な国とヨットレースが簡単にできるから良いですよね。サンディエゴ、セーリングには超最高です。草レースで船が100艇以上、しかも超有名人がごろごろ、とは恵まれた環境です。
by Zunko (2006-04-26 15:48) 

Zunko

lingnam さんへ
コメント&ナイス 有難うございます。
そうですね。アメリカはやはり第2次大戦後の影響が強いのだと思いますが、長さで言ったら、日本は長い間ヨーロッパから学んでいますよね。アメリカが建国される以前ですから。そんな事言ったら、シルクロードに乗っかったギリシャ文化からでしょうか。余りにも日本文化の中に溶け込んでるから意識に上らないだけなのでしょうね。こういう観点もアメリカで生活するまで気づきませんでした。ヨーロッパ近いうちに行けると良いですね。
by Zunko (2006-04-26 15:53) 

Zunkoさんは異国体験が豊富で、すごいですよねー!私も、「知らずして悪口を言ってはならぬ」ということもあってアメリカにやってきましたが、異国人の住みやすい場所、という意味ではアメリカははっきり言って、最高レベルですよね!NCでさえそう思うくらいだから、西海岸は相当ーに、住みやすいことでしょうね!上司(OHに2年滞在)と一緒に、「西に住んで『アメリカで暮らした』って、言ってほしくないですよねー!」って話してます(笑)。やっぱり、いつまでも日本が恋しくて日本時間の時計を直せない私は、時差ボケも治せない?!
by (2006-04-27 13:34) 

Zunko

i-pod mini子 さんへ
ナイス&コメント有難うございます。 日本にちょっと滞在してから又異国に戻って来た数週間が一番心身共にしんどいですから(時差アンドホームシック)、めげずに無理せず、気長に頑張って下さいね♪日本が恋しいのは当たり前です。日本は素晴らしい国ですもの。否定せずその気持受け入れてあげてね。その方が不思議と、アメリカに住んでるのが楽になるよ。
by Zunko (2006-04-28 13:03) 

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