雪のせい

昨日金曜から今週末にかけては、ダーリン（いわゆる遠距離恋愛って言うやつですか）がヌーヨークから私の家に遊びに来る事になっていた。しかし・・。ヌーヨークは朝から雪。そこから南にある私の所は朝から雨。ここ田舎町の空港は小さいので、ちょっとでも天候が荒れると、飛行機のスケジュールはどこかに簡単に吹っ飛んでしまう。それでいて、いらついて空港の飛行機会社関係者に怒鳴りちらす人もいない。のどかでのんびりしてる所なのだ。一方のヌーヨークも天候で最初におかしくなるのがラガーディア・・。ちょっと嫌な予感が頭をよぎったが、こちらも午前中には雨がやみ、お昼にはピーかん（死語？）の太陽さんさん（と言っても気温は摂氏５度位か）で道路も乾き。一方のヌーヨークもお昼には雪がやんだので。こりゃ大丈夫でしょ、と言う雰囲気になってきた。ダーリンが乗る飛行機の一便前も予定通りの出発との事でますます大丈夫、と思いながら、いやはや私の第６感と言うか直感と言うのは時にとても鋭く。何となくこうなるのではないか、と言う嫌な感じは残っていた。　さて予定の出発時間の５時頃になると、案の定遅れて出発予定時刻は７時。７時頃に近づくと、今後は更に遅れて８時。挙句の果て、９時。。おい、そうやって小出しにするなよ。最初からいさぎよく９時まで遅らせてくれよ～。これはまるで出そうで出ない何とかみたいだぞ～と嘆きながら、はて、と気付く。確かダーリンの乗る予定だった飛行機の次のフライトはキャンセル。でも９時出発予定のフライトは予定時刻通りと言ってたぞ。同じ方向に飛行機が同時に２機飛ぶ訳が無い。。。
予感的中。ダーリンの飛行機は１０時まで遅れちまった。その間私は今か今かとそわそわし（なぜなら私は飛行場まで向かえに行く事になっていたの）。ダーリンは、飛行機会社のラウンジでプリッツをしゃぶりながら時間をつぶす。ダーリンは何があっても動じない太っ腹の頼もしい奴なのさ。
さて。今まではＳＭＳでコミュニケーションを取っていた私達であるが、９時過ぎた時、ダーリンから電話が入る。＊キャンセルになっちまった＊　絶句・・誰のせいでもない。雪のせいなのさ。でも。。
超がっくし。力が抜けて何もする気にならず、さっさとふて寝する。一応今日、土曜の午後に、仕切り直しでやって来る予定。今日は無事に到着する事を祈りつつ・・・・　雪のばかやろ～。マイアミにいた時もサンディエゴもこんな心配はした事がないぞ～。日本の北国の田舎生活と言うのはさぞ大変な事であろう、と江戸っ子の私はアメリカに来て初めて学んだのであった、まる。